手術当日①
家でゆっくり考えた結果、
手術をしてもらうことに決めました。
理由は、いつ自然流産が起こるのかわからない状態で待つのが辛かったからです。
私の通うクリニックでは、
吸引手術というものを行うとのことでした。
手術日午前
「朝9時に受付に来てください」
とのことだったので徒歩で向かいました。
受付に着くと、すぐに案内されました。
何回か経膣エコーを撮った部屋に向かうと、いつもの椅子に座るように指示がありました。
待っている間、隣の診察室から、他の方にお話する先生の声が聞こえます。
いろいろあるようですが、妊娠は続いているようで、「いいなあ」と思いながらまた悲しくなってきます。
先生がこちらに来て、
「今から消毒をして、こちらの子宮口を広げるものを入れます」
と言われました。
他の方のブログで聞いた「ラミナリア」とは違うものでした。
近いものといえば、タンポンみたいなものでした。
消毒は結構時間をかけて行い、
「手術後に感染症などにかからないように、しっかり行います」
と言われていたと思います。
一番緊張していた子宮口を広げる処置は、経膣エコーのすこし気持ち悪いくらいで、あまり痛みはありませんでした。
「痛みがひどくなければ、いったん帰宅してもらって、大丈夫です。その後も飲食はしないように。喉が渇いたら口をゆすぐ程度は大丈夫です。」
と言っていただきました。
「少し痛みはあるかもしれませんが、徐々になくなるからね」
と看護師さんから一言声をかけていただき、受付へ。
待合には、人が増えてきていました。
すぐに呼ばれ、お薬代として1500円を支払いました。
歩いて帰宅する途中、少しお腹が痛く感じましたが、15分ほど歩くと気にならなくなりました。
いったん帰宅後
そんなに痛みもなかったので、洗濯を済まし、ゆっくりと過ごしました。
田舎から、母が来てくれたので話をしていたら、昼前に。
午後
12時ぴったりにクリニックに着くと、
夫が来ていました。
待合には数人しかいませんでした。
すぐに私は上の階へ行くように、
夫と母は待合で待つように言われました。
エレベーターでは看護師さんに
「手術後、麻酔が切れるまで1時間半かかります。お二人は、その後に来てもらうので良いですか?それとも手術が終わったらすぐ入ってもらいますか?」
と聞かれました。
1時間半も待合で待たせるのも悪いなと思い、
「すぐ入ってもらいます。」と言うと、
「麻酔が切れるまでは、吐き気がある人もいるので、しんどくなったらすぐ出てもらってください。」とのこと。
そして、上の階に着くと、授乳室の隣の部屋に案内されました。
いよいよ始まるのだな・・・と覚悟をします。